地域貢献プログラム
Community Contribution Program
谷原建設は、創業以来70年にわたり、地域社会と共に歩んできました。私たちは、土木・建築技術の研鑽を通じて、『確かな技術』と『誠実さ』で、お客様や地域住民の皆様に安全・安心で快適な生活環境を創造し、豊かな地域社会の実現に貢献することを経営理念として掲げています。この理念に基づき、「誠実・熱意・感謝・謙虚・奉仕」の精神をもって、地域社会の安全と安心の実現を目指し、多様な地域貢献プログラムを推進しています。
私たちは、目先の利益だけを追求するのではなく、地域の人々との息の長い関係を大切にし、地域社会の持続的な発展に貢献しています。
1. 安全・安心な地域社会の創造
私たちは、地域の皆様が安全で安心して暮らせる環境づくりを最優先に考えています。
- 工事現場の安全衛生管理
社員と外部顧問が工事現場を定期的に巡回し、安全衛生状況のチェック、助言、指導を行うことで、安全な工事の徹底を図っています。
- 安全衛生協力会の活動
2013年より協力会社と共に「谷原建設(株)安全衛生協力会」を組織し、年間計画に基づいた安全パトロールの実施や、安全・安心の啓蒙、研修、親睦活動を通じて、工事の安全と品質向上に努めています。
- 災害時の復旧・復興支援
東日本大震災(2011年)では茨城県沿岸部での津波や原発事故後の支援活動に地元建設業者として協力しました。また、2015年9月に関東・東北豪雨災害が発生した際には、路上などの廃棄物処理に対応し、早期復興に貢献しました。私たちは、地域インフラの維持管理が人々の命と暮らしを守る上で喫緊の課題であると認識し、「地域インフラサポートプラン関東2017」などの取り組みを通じて、災害対応体制の強化に努めています。
2. 次世代を育む教育支援
建設業界の未来を担う若者の育成と、建設業の魅力発信に力を入れています。
- 工事現場こども見学会
子供たちに建設業を身近に感じてもらうため、工事現場の見学会を定期的に開催しています。建設機械の乗車体験や測量機器を使ったゲームなどを通じて、公共事業や建設業の役割、面白さ、魅力を楽しみながら学べる機会を提供しています。
- 建設現場実習・職場体験
高校生や専門学校の建設系学科の学生を対象に、建設現場での実習や職場体験を実施しています。ICT技術の活用など、最新の技術を体験してもらい、建設業の新たな魅力を伝えることで、将来の職業選択の一助となることを目指しています。参加した学生の多くが建設業に対するイメージが「良くなった」と回答しており、特に女性学生からはICT導入により女性も活躍できることが分かったとの声も寄せられています。
- 建設フェスタへの参加・協力
建設業全体のイメージアップと若年入職者の確保を目指し、「建設フェスタ」などのイベントに積極的に参加・協力しています。
3. 地域環境の保全と美化
美しい地域環境を次世代に引き継ぐため、環境保全と美化活動にも貢献しています。
- 清掃活動・除雪作業
建設業協会と共に、工事現場周辺の清掃活動や、冬期の道路除雪作業に積極的に参加し、地域の美化と安全維持に貢献しています。鬼怒川の築堤工事の現場では、地元少年団や河川協力団体と共にポピー畑の草取りや河川敷のゴミ拾いを行いました。
- 小貝川稚魚放流イベント
地域の一員として、小貝川漁業組合が主催する稚魚放流イベントに参加し、河川の生態系保全に協力しています。
- 花壇整備 NEXCO
東日本谷和原管理事務所と連携し、常磐自動車道守谷サービスエリアで高校生と共に花壇の整備活動を行い、地域の景観向上に努めています。
- エコアクション21の認定
環境省が定めるガイドラインに基づいた事業活動を行う「エコアクション21」の認定事業者として、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の環境経営に積極的に取り組んでいます
4. 地域社会への寄付・支援
地域の福祉や社会活動を支援するため、寄付活動を継続的に行っています。
- 地域スポーツの振興への貢献
地域に根差したプロサッカークラブである鹿島アントラーズの活動を支援するため、鹿島アントラーズビジネスクラブのクラブ員として協力しています。私たちは、この支援を通じて、地域コミュニティの活性化、青少年の健全な育成、そして地域におけるスポーツ文化の発展に貢献することを目指しています。
- チャリティーゴルフコンペの収益金寄付
毎年開催しているチャリティーゴルフコンペの収益金を、社会貢献活動の一環として、東日本大震災をはじめとする全国の被災地へ寄付してきました。また、地域の児童養護施設「内原和敬寮」へも2年連続で寄付を行っています。
- 骨髄バンク支援
「建設フェスタ」の実行委員会を通じて、骨髄バンク支援団体へチャリティー資金を寄付する活動にも協力しています。
