コンプライアンス
Compliance
谷原建設株式会社は、企業理念である「人と自然が調和のとれた安心の地域づくり」の実現に向け、コンプライアンスをサステナビリティ経営の根幹と位置づけています。
特に、事業活動が自然環境と密接に関わる建設業にとって、環境関連法規を遵守し、環境負荷を低減することは、事業を継続するための最低限の責務です。私たちは、法令遵守を「スタートライン」と捉え、社会からの期待を超える高い倫理観をもって環境保全に取り組み、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。
1. 環境コンプライアンスの徹底
「人と自然の調和」を具体化するため、環境マネジメントシステムを軸とした以下の取り組みを徹底しています。
環境関連法規の厳格な遵守
事業活動に関わる全ての環境法規・条例・協定を遵守します。特に、建設業に深く関わる以下の法令については、社内規程を整備し、厳格な管理体制を敷いています。
- 廃棄物処理法、建設リサイクル法
建設廃棄物の適正な分別・保管・処理、再資源化を徹底します。
- 大気汚染防止法、水質汚濁防止法
粉塵の飛散防止や工事排水の適正な管理を行い、大気・水質汚染を予防します。
- 騒音規制法、振動規制法
低騒音・低振動型の機械や工法を採用し、近隣の生活環境へ配慮します。
- 土壌汚染対策
汚染の未然防止と、万が一発見された場合の適正な対応を徹底します。
国際規格に基づく環境マネジメント
環境マネジメントシステムである「エコアクション21」の認証を取得・運用しています。目標設定（Plan）、実行（Do）、評価（Check）、改善（Action）のPDCAサイクルを回し続けることで、法規制の遵守はもちろん、環境パフォーマンスの継続的な向上を目指しています。
環境負荷を低減する技術の活用
省エネルギー・省資源に貢献する工法の採用や、環境負荷の少ない資材を優先的に使用する「グリーン調達」を推進します。建設プロセス全体を通して環境への影響を最小限に抑える努力を続けます。
2. 公正な事業活動と人権の尊重
持続可能な社会は、健全な社会基盤の上に成り立ちます。私たちは、環境だけでなく、社会・ガバナンスの側面でもコンプライアンスを徹底します。
品質・安全と公正な取引
建設業の原点である「安全」と「品質」を最優先し、関連法規を遵守します。また、協力会社の皆様とは公正な取引関係を築き、サプライチェーン全体で社会的責任を果たしていきます。
人権の尊重と健全な職場環境
あらゆる事業活動において基本的人権を尊重し、安全で健康的な職場環境を確保します。多様な人材が安心して能力を発揮できる企業風土を醸成します。
3. 全従業員への意識浸透
コンプライアンス、特に環境に対する高い意識は、従業員一人ひとりの行動によって支えられます。
継続的な環境・コンプライアンス教育
全従業員を対象に、環境関連法規や企業の社会的責任に関する研修を定期的に実施。環境保全の重要性を共有し、日々の業務における具体的な行動へと繋げています。
